睡眠障害を気軽にチェック? 「スリープスコープ」を徹底解明
検査って気が重いですよね。「悪いところが見つかったらどうしよう」などと、ネガティブなことばかり考えてしまって……。ただでさえ腰が引ける検査だからこそ、お金も時間もなるべくかからないほうがいいですよね。
スリープスコープとは?
5人に1人以上は睡眠に悩みを抱えているとも言われている不眠大国・日本にとって、睡眠の問題を解決することは国民の健康だけでなく、国全体の経済発展にも欠かせない重要な項目と言えるかもしれません。
そのような状況下で登場したのが小型脳波計「スリープスコープ」。公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所の協力のもと、株式会社スリープウェルが開発したこの機器は、頭に2つの電極をつけるだけで睡眠時脳波の測定・評価を実現したものと言われています。
ただ、専門家ではない一般の人がこれだけ聞いても「それで測定・評価して、何がどうなるの?」と思いますよね。そこで今回は、この機器がどのようなことに役立てられるのか調べてみました。
睡眠障害の有無をチェック
この機器で測定したデータをもとに、睡眠時の脳波を分類することができるそうです。(1)覚醒、(2)レム睡眠、(3)浅いノンレム睡眠、(4)