この場合は、熱中症や脱水症状などを発症する可能性があります。さらに、中高年の方の場合には、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす危険性も。
運動時以外でも、体内の水分が不足すると血液中のミネラル濃度が高くなってしまい、腎臓や肺などへ悪影響を及ぼすことがあります。そのほか、便秘や腹痛、食欲減退といった症状が引き起こされ、ひどいときは幻覚が見えたり昏睡症状に陥ったりすることも。
このように、水分不足は体にさまざまな悪影響を与えてしまうので、日頃の水分摂取はとても大事なのです。
就寝前に水を飲んで快眠しよう!
水を飲むなら、起床後、運動をするとき、入浴後、そして就寝前がいいと言われています。
私たちが眠っている間に、多くの水分が皮膚や呼吸を通して体から排出されるので、寝る前や起きたときにはしっかりと水分を摂取しておくことが大切です。水分補給は、血液のミネラル濃度の上昇を抑制する働きがあるからです。
ただし、一気に大量の水を飲むと体に負担がかかってしまいます。特に就寝前は、夜中にトイレに行きたくなって目が覚めてしまい、睡眠不足になってしまう可能性があります。
そこでベストなのは1日のなかで何回かに分けて飲むこと。