1980年代にアメリカで行われた調査では、1日6.5~7.5時間の睡眠時間を確保している人の死亡率が低く、それ以上、あるいはそれ以下の睡眠時間の人は死亡率が高まるという結果が出ました。「たくさん寝た方が健康的」というイメージがありますが、実は寝過ぎは死亡率を高めてしまうことがわかったんです。
そんななか、日本人の睡眠時間を見てみると、全国平均が約7時間42分となっており、上記の数字に当てはまります。一方、ほかの国では平均睡眠時間が8時間を超えているところも見られることから、睡眠時間と寿命が関係しているのではないかということが予測されるわけです。
時間ぐっすり眠って快適な生活を送ろう!
睡眠は、長すぎず短すぎず、適度な時間を確保してあげることが大切です。長く眠ると、その分睡眠の質が低下してしまう可能性もあります。
自由に使える時間が減ってしまううえに、1日の活動にも身が入らないのではもったいないですよね。そうならないためにも、昼間は脳と体をしっかりと働かせ、夜はぐっすりと眠る、というようにメリハリを持たせてあげましょう。
適切な睡眠時間を守ることで、自然と1日の活動にもハリが出てくるものです。