「夢を見るのはレム睡眠のときだけ」――それは間違いです!
誰でも睡眠中には良い夢を見たいですよね。嫌な夢を見た日の寝起きの悪さといったらありません。良い夢を見るためには、まず夢を見ているときの状態を把握しましょう。それをもとに良い夢を見る習慣作りを目指してみましょう。
夢を見るのはレム睡眠時だけ?
睡眠には、レム睡眠(浅い睡眠)とノンレム睡眠(深い睡眠)と2種類があります。一般的に、これまで夢を見るのは「レム睡眠のときだけ」と言われてきました。みなさんも一度は、この説を聞いたことがあるのではないでしょうか。
でも、実はそうではないという説が出てきました。
ある調査によると、ノンレム睡眠中にも2~6割の被験者が夢を見ていたことがわかっています。ちなみに、レム睡眠中に夢を見た被験者は8割だったそうです。
確かに、レム睡眠時のほうが夢を見る人(または回数)が多いとはいえ、ノンレム睡眠のときでも私たちは夢を見ているということが証明されたというわけです。
夢の質に差がある
夢を覚えているときと覚えていないときがありますよね。やたらと鮮明に、事細かく説明できるぐらいまで覚えている日もあれば、夢を見たような気はするけど、思い出せないという日。
私たちはレム睡眠中に見た夢のほうを思い出すことのほうが、より多いのだそうです。