フレックスタイム導入してる? 睡眠不足解消で生産性もアップ!
「社員の生産性が低い」と悩む経営者は多いのではないでしょうか? その原因は、睡眠不足にあるのかもしれません。実際、日本企業の労働時間は世界とくらべても長く、睡眠時間が確保できていないのが現状。結果、労働生産性が低下しているというデータもあるのです。
働いているのに生産性は低い
OECD(経済協力開発機構)が2014年に公表した世界の労働平均時間を見ると、日本は加盟26カ国中最長となっており、世界のなかでも労働時間の長い国です。同じくOECDが2012年に公表した労働生産性の統計によると、全加盟国34カ国中21位。労働時間が長いにもかかわらず、生産性が低いのが日本の特徴なのです。
そして、この原因のひとつとして考えられるのが睡眠時間の短さです。残業などで労働時間が長くなれば、当然睡眠時間は削られてしまいます。
睡眠不足になると、自律神経のバランスが乱れ、心と体に大きな支障が。特にイライラしたり、思い違いをしたりといった精神面への悪影響が出やすく、それが仕事の進捗にも影響する可能性があります。
睡眠時間がなぜ生産性に関係するのか?
アメリカに睡眠不足が招くリスクを検証した研究があります。