ペットボトルが手放せないあなた!「唾液」は大丈夫!? 【カラダジム】
寝ている間には唾液はほとんど出ませんから、悪循環ですよね。
薬を飲まないと不安という場合もありますので、薬を急にやめるわけにもいかないでしょうが、唾液が出ないと味覚の機能も低下し、食べ物もおいしくなくなってしまいます。これでは生活意欲も低下してしまいますよね。
――唾液が、口の中の健康を左右するのですね。
植田先生:そう言っても過言ではありません。唾液は、心身の状態をみるバロメーターでもあります。リハビリ専門病院の勤務後、大学病院で集中治療室の患者さんを診る機会もありましたが、極端な例では、たとえ意識のない方でも口の中に刺激を与えたときに唾液が出れば、「この人は回復する」と確信できました。
意識があっても口の中がカラカラの方は「危ないかもしれない」と思う。
これはだいたい、予想通りの経過をたどることが多かったです。口の機能を健全に維持し自分の口から食べられるか、そうでなくなってしまうかは,その人生を左右するほどの大きな問題であり、それは唾液で決まります。
植田先生のご著書(amazon)
『長生きは「唾液」で決まる!』