また、体温が下がるのには1時間程度かかると考えられているので、お風呂に入る時間にも注意しましょう。
続いて、②アロマと③音楽。これはどちらもリラックスして眠りやすくなる、かつ睡眠の質を高める効果があります。就寝前はミント系のスッキリした香りとリラックス効果のあるラベンダーやスイートオレンジなどをブレンドしたアロマを焚き、心が安らぐ音楽を小さめの音でかけるようにするとよいそうです。
くれぐれもロックやハードパンクなど興奮作用のある音楽はかけないように……。
エアコンの使い方次第で睡眠が変わる!
最後に④睡眠環境。夏場の必需品といえばエアコンです。エアコンは温度設定を工夫して活用することで、睡眠の質を高めることができると言われています。
就寝前は、寝室を26度程度に冷やしておくのがおすすめ。そうすることで、体の深部体温が下がり、眠りに入りやすくなると言われているからです。
そして、就寝中は28~29度に設定し、涼しすぎず暑すぎない温度をキープ。一般的に安眠できる温度というのは29度と言われていて、それを超えてしまうと寝苦しくなって目が覚めてしまうこともあるそうです。
また、この効果を利用して、朝どうしても起きられないという方は、明け方から徐々に室温を高くしていくという手も。そうするとスッキリ目覚められるそうです。
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