十分な睡眠をとっても、肌が荒れるのはCoQ10不足?
自分ではいくつになっても若いつもりでも、体は正直なもの。体内で生成される物質が減少していくなど、見えない部分でどんどん加齢は進んでいきます。自分の体内で何が起こっているのか、その対策はないのかを学んでいきましょう。
十分な睡眠をとっても不調が続くのは加齢のせい?
「最近、寝ているのに疲れがとれない」「肌荒れがひどくなって、ニキビができるようになった」と、お悩みの方はもしかしたらCoQ10(コエンザイムキューテン)が不足しているのかもしれません。
肝臓で生成されるCoQ10は、加齢とともに体内でつくられる量が減っていくことがわかっています。20代と80代をくらべると、その差は約3倍にもなるとか。
CoQ10の主な役割は、抗酸化作用と変換作用です。抗酸化作用とは、簡単にいうと「体が錆びつかないようにする」こと。
具体的には、体内の活性酸素を取り除き、老化を抑え、生活習慣病を予防する働きがあると言われています。
肌を生き返らせるエネルギーにもとは?
変換作用とは、脂肪や糖をエネルギーへと変えることです。CoQ10があるからこそ、食べ物から摂取した脂肪や糖は、体を動かすためのエネルギーへと変わることができるのです。