睡眠不足が「肌バリア機能」を破壊してニキビに――対策は?
私たちの肌は健康な状態であれば、「バリア機能」があり、皮脂などの肌荒れを起こすものから肌を守ってくれています。
でも、睡眠不足によるストレスはそれも低下させてしまうため、肌荒れを起こし、ニキビの原因になってしまうのです。「たかが睡眠不足」「たかがストレス」と侮らず、できるだけ生活リズムを乱さず、睡眠時間をしっかり確保するようにしたいですよね。
睡眠の質が大切
「じゃぁ、どのくらいの睡眠時間が必要なの?」と疑問をもつ方もいると思います。これは個人差があるもので、正解はありませんが、一般的には7時間程度の睡眠が必要といわれています。
ただ、逆説的なことを言うようですが、「大切なのは睡眠の時間よりも質」です。なぜなら、肌の新陳代謝が活発に行われやすいのはノンレム睡眠(深い睡眠)のときで、これは入眠してから3~4時間経ったころだから。つまり、ぐっすり深く眠らないと肌の修復が万全に行われないというわけです。
とにかく眠っている時間を増やせばいい、という考え方ではなく、睡眠の質を高めるように環境を整えるなどの工夫をしてみるとよいかもしれません。photo by Josef Seibel
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