ビューティ情報『覚醒作用のあるホルモンATCHと体内時計、睡眠障害の関係は?』

覚醒作用のあるホルモンATCHと体内時計、睡眠障害の関係は?

起こす日の2つの比較を行ったそうです。つまり、起きる時刻は同じでも、①は事前に知らされていて、②は知らせずに突然起こすという違いです。

その結果、①では起床時刻の1時間以上前にATCHの分泌量が急激に高まったのに対して、②では通常通りのATCHの分泌量と同等だったそうです。

これはATCHが自己暗示(いつもよりも早く起きるんだという思い)に反応して、分泌をするということを示していると考えられています。

睡眠障害の新たな治療法に役立つかも!

この研究結果は、まだ今回の実験でしか証明されておらず、その後、誰も同等の研究を行っていないため、「ATCHは体内時計と関係なく分泌される」ということが確証されたわけではないそうです。

とはいえ、もしもこの研究結果が正しいと認められた場合は、体内時計とは別の時計が私たちの体内に存在するということの証明になります。そして、別の時計の存在が明らかになれば、今まで解明できなかった睡眠障害の新たな治療法発見の手がかりになるかもしれません。研究が進み、さまざまな睡眠障害で苦しむ人がひとりでも減ることを期待したいですね!

photo by photoAC

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