夜の「眠れない」を解消! 睡眠のお供におすすめの本とは?
そろそろ寝なくてはいけない時間なのにどうしても眠れない、そんな悩みを持つ方は多いかもしれません。そこで注目したいのが、「眠れないときには哲学書のような退屈する本を読むと良い」という説。いったい、退屈してしまう書籍が睡眠にどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?
退屈することで眠くなるのはなぜ?
「学生の頃は授業中によく眠くなっていた」「難しい会議ではすぐに眠気に襲われる」このような経験は誰もが持っているのではないでしょうか。まさにこの原理を利用したのが、寝る前に哲学書のように文字数の多い書籍を読むという行為です。
難解なものが多い哲学書の類いは、読み解くのに時間がかかるもの。この苦痛に似た感覚を抱いたとき、脳内麻薬とも呼ばれる“β-エンドルフィン”という神経伝達物質が体内で分泌されます。β-エンドルフィンは、リラックス効果、幸福感、鎮痛効果などといった睡眠に直結する効果が得られる物質です。だから、哲学書を読むと眠くなるのです。
ストーリー性のある本は注意
退屈してしまう書籍は、眠れないという悩みを解消してくれます。一方で、入眠を妨げてしまう書籍もあります。それは、ファンタジーや推理小説を代表とするストーリー性のある書籍です。