暑さのピークは8月と思われがちですが、実際には、9月になっても厳しい残暑は続きます。8月には熱中症にならないようきちんと対策をしている方も、9月になるとつい怠りがちになってしまうかもしれません。残暑が続く季節も気を抜かずに、しっかり熱中症対策を継続していきましょう。
残暑が原因? 9月に熱中症になる人も多いって本当?
熱中症といえば、7~8月頃に起こるものだと認識している方も多いでしょう。しかし、実は9月になってから熱中症で倒れる方も少なくありません。
総務省が公開しているデータによると、平成26年9月に熱中症で搬送された人は、全国で1,824人にものぼります。一番多い大阪府では、1カ月で実に148人もの人が熱中症で救急搬送されているのです。
これは救急車で運ばれた人数だけですから、実際に症状が出た人はこの人数よりもずっと多いということです。
また、暑さの厳しかった平成25年のデータでは、3,133人とさらに多くの人が救急搬送されています。
9月になったからといって、安心はできないということですね。
熱中症になりやすい人って?
テレビなどでニュースを見ていると、子どもやお年寄りが熱中症で倒れたという情報を目にすることが多いのではないでしょうか。