お昼寝大国スペインが今揺れている!シエスタは廃止になるの?
昼寝が公認されている夢の国スペイン
昼食を食べた後に、ついウトウトしてまって上司に注意されたことはありませんか?海外には昼寝を社会的に公認している国があるんです。それはお昼寝大国スペインです。一年を通して14~17時の3時間が「シエスタ」 とされていますが、実際には昼食と昼寝を含めた長い昼休みということになります。
スペインのバレンシア州アドール市では2015年7月に市長が公式宣言として「シエスタの実施」と「14~15時の間は大人だけでなく子どもも室内で静かにすること」を提案 し、実質的な義務となりました。
それほどまでにスペイン人の重要な習慣であるシエスタは、健康維持のためだけでは終わらず、なんとシエスタを競う大会が開催されました。
ショッピングモールでお昼寝大会!?
シエスタの大会は2010年に「全国シエスタ同好会」の主催でマドリードのショッピングモール内にて行われました。採点基準は「寝つきの速さ」「いびきの音量」「寝相の独創性」「目を引く寝巻を着ているか」の4つ。
優勝した62歳の男性は20分間という制限時間の中で17分間の昼寝に成功し、40回のまばたきと、人の話し声程度のいびきをかく好成績を収め、お昼寝大国の英雄となりました。