睡眠不足解消のはずが熟睡感の妨げに!? 寝すぎがNGな理由
子どもってなんであんなに長い時間、気持ちよく熟睡できるんだろうと不思議に思ったことはありませんか? これにはちゃんとした理由があります。子どもと大人の睡眠の違い――ここに熟睡感を得るための秘訣が隠されていました。
熟睡感が減っていく?
「あ~、よく寝たなぁ~!」とスッキリ目覚められる朝って最高ですよね。いわゆる熟睡感というもの。でも、こんな風に思えることって若い頃と比べて少なくなっていませんか?
大変悲しいお知らせですが、熟睡感は加齢とともに減っていくものなのだそうです。その理由は必要な睡眠時間が減っていくから。
若かった頃のように気持ちいい熟睡感を得たくて、いっぱい寝てもそれは逆効果なのだとか。昔と比べて必要な睡眠時間が減っているのに同じだけ寝ていると、睡眠が浅くなってしまうと言われています。
つまり、「寝すぎ」が熟睡感を得られない一因ということ。
睡眠不足解消のためとはいえ寝すぎは注意!
日本大学医学部の内山教授によれば、個人差はあるものの、必要な睡眠時間は、10代で約8時間、20代以降が約7時間、60代以降で約6時間だそうです。必要以上に眠ろうとすると浅い睡眠をダラダラ続けることになって、余計に頭がボーッとしてしまうこともあるのだとか。