カーテンを開けて日光を浴びた後、栄養バランスを考えた朝食をとるなど、テキパキとした行動を心がけましょう。
食事をすると、腸に刺激が伝わります。刺激は、朝の排便を促します。新しい食べ物が入ってきたら余分なものを排泄する、自然のメカニズムに沿った反応と言えるでしょう。
実は、胃・結腸反射が起きやすい時間帯は朝という説があります。これが、便秘改善には、朝食が重要と言われるゆえん。家を出る直前に起床して慌ただしく身支度、朝ご飯を食べずに出社する……こんな生活を続けていては、便通が滞る一方。朝食をとる習慣がない方は、少しでもお腹に食べ物を入れるところから始めてみましょう。
コップ1杯の水でさらに出しやすい身体へ
すでに頑固な便秘でお悩みなら、朝ご飯を食べる前にコップ1杯の水をプラスするのがおすすめです。冷たい飲み物は、腸の蠕動運動を促進すると言われています。寝ている間に失われた水分の補給もできて、一石二鳥。便が柔らかくなり、お手洗いでの苦痛も軽減されます。
冬に冷たい水を飲むのが辛いなら、白湯や他の飲み物で代用しても大丈夫。冷えた身体に温かい飲み物が入ると、心がほっこり落ち着きます。ゆったりとした気持ちで過ごしていると、自然と便秘が改善されることも。