スムーズな入眠を誘う方法ってあるの?【友野なお 快眠集中講座(第4回)】
入眠のコツは簡単エクササイズにあり!
忙しい毎日で乱れがちな自律神経のバランスを整えることは、スムーズに眠りにつくために欠かせないことです。
日中の活動モードである交感神経から、夜の休息モードである副交感神経にスイッチを切り替えるためには、就寝前の「筋弛緩運動」の実践がとても効果的。
顔面、手、足など全身にギュッと力を入れ、5秒間そのままキープします。このとき、手は拳を握り、つま先は天井に向いている状態です。
5秒間経過したら思いきり息を吐きながら全身の力を抜き、脱力します。これを5回程度繰り返すだけなので、とても簡単で、どこでも実施できる運動です。
筋弛緩運動を行うと心身ともに緊張やコリがほぐれて熟睡感が高まると同時に、体内の熱が体の中心から移動して手足から逃げていくことで深部温度が下がり、入眠を助長できるというメリットが得られます。
1分未満で行えて効果は抜群なので、おやすみ仕度のひとつとして取り入れない手はありません。
ぬるめのお湯での入浴にも入眠効果が
ついついシャワーだけですませてしまう人が多いようですが、ゆったり湯船につかる入浴にも絶大な睡眠促進効果が期待できます。