不眠症の疑いのある人が過半数!? 自覚症状のない人が大半
たとえば、「不眠症の疑いあり」となった人からは、「日中のパフォーマンスが低下する」、「不安を感じる」などの回答が多数あげられました。
また、一般的に眠れなくなる原因として言われている、寝る前のテレビやパソコン、スマホの使用、及び飲酒をしているという回答も「不眠症の疑いあり」の人には多かったそうです。
さらに、ストレスが睡眠に大きな影響を与えていることもわかったそうで、不眠症の症状が重い人ほど、ストレスの度合いも高かったようです。
少しでも不眠症の症状があるなら病院へ
この結果を受けて、睡眠障害の専門家は「ストレスを紛らわすためにテレビやスマホを見て、さらに眠れなくなるというのは悪循環そのもの。寝室でもスマホを当たり前のように使う生活スタイルは日本人をより覚醒状態へと追い込んでいる」と話しています。
現在、不眠症の治療方法は進化し、さまざまな選択肢が用意されています。「睡眠薬を飲むのはちょっと…」と考える人も、睡眠薬以外の治療方もあるので、もし日中の生活に支障をきたすレベルの不眠であれば、早めにお医者さんに相談したほうがよいようです。不眠症は自覚のない人が大半を占める病気。
少しでもおかしいなと思ったら、ひとりで抱え込まないようにしたいですね。
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