不眠の原因は「脳のスイッチ」の切り替えにあった!?
自分にとっての常識は他人にとっての非常識ということが多々ありますよね。「これが当たり前なんだ」と自分の考えを他人に押し付けることは、その人を否定することにもつながりかねません。実はこの真理、睡眠の世界にも当てはまるのです。
脳のスイッチとは?
睡眠の研究者は脳をコンピュータにたとえて説明することがあると良いましゅ。コンピュータにオンとオフを切り替えるスイッチがあるように、脳にも覚醒と睡眠を切り替えるスイッチがある、というわけです。
健康的な生活を送っていて、精神状態も安定していると脳のスイッチが正常に働いて、夜になれば自然に眠れるものと考えられています。ところが、生活が乱れて体内時計が狂ってしまったり、精神状態が不安定になるとスイッチの切り替えがうまくいかなくなってしまうのだそう。
さすがに私たちの生活は、コンピュータのように、簡単にスイッチ1つで切り替えるというのは難しいですよね。
不眠の人の頭のなかと不眠の原因
人間は本来、身の安全が確保されていて、とりわけ興味を惹く対象が存在しないという状態であれば、夜は眠くなるようにできていると言われています。
毎日が快眠の人にとっては「自然に眠くなる」