不眠の原因は「脳のスイッチ」の切り替えにあった!?
ことは当たり前なのかもしれませんが、不眠で悩む人にとって、それは当たり前のことではありません。
快眠の人は寝室に入ると心が休まり、「あ~疲れた、今日もゆっくり眠れる」と考えるでしょう。ところが、不眠で悩む人にとっては寝室=恐怖の対象になることもあると言われています。眠くなれないという状態が恐怖になってしまっているわけです。
情報が氾濫している今の時代が不眠の人を追い詰めている!?
現在、ネットで睡眠について調べてみると「いかに睡眠が大切か」「快適な睡眠が人生を豊かにする」といった情報があふれています。ある睡眠の研究者は、内容は間違っていないものの、睡眠の重要性を声高に訴えるほど、不眠の人を苦しめる可能性があると述べています。
不眠で悩む人は、眠れない→今日も眠れないのではないかと不安になる→寝室が怖くなる→また眠れないという悪循環に陥っていることがあるのです。
こんな状態の人に睡眠の重要性を訴えることは、眠れない行為自体を否定することにもつながりかねません。
眠れないときに無理をして眠る必要はないと訴える研究者もいます。睡眠にとって何が正解とは言い切れないものかもしれませんね。
photo by pixabay
国内初!“国民の身体活動量の実態”を把握する大規模調査の報告書を発刊