白夜が不眠の原因に? 北欧を旅する人は事前にチェック!
しかし、白夜では夜と朝の切り替えがないため、脳が混乱してしまう可能性があるのだそうです。
実際にスウェーデンなどに行って、白夜を体験できて喜んでいたものの、体調を崩してしまったという人もいるのだとか。私たちは朝と夜が当然のようにくることで、通常の状態を保つことができているのかもしれませんね。
メラトニンにも影響が
さらに、白夜では睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンの分泌量が減り、眠りにくくなる、または睡眠の質が下がることがあるそうです。メラトニンは通常、朝起きて日光を浴びると分泌が止まり、その約14時間後に分泌がスタートするように、体内時計によってセットされていると言われています。
ところが一日中暗くならないと、メラトニンの分泌が促されず、眠りにくくなってしまうのだそう。この状態が何日か続くと、不眠の悪循環へと陥ることもあるのだとか。対策としては、夜間は遮光カーテンなどで室内を暗くすることが効果的だと言われています。
もし北欧を旅行する機会があったら、白夜と極夜の対策を知っておきましょう。そうすれば、体調を崩すことなく旅行を楽しめるかもしれません。
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