睡眠が2時間伸びると糖尿病のリスクが高まるって本当!?
何歳になっても健康で楽しく暮らしたい――誰しもに共通する願望だと思います。でも病魔は、我々のほんのちょっとした油断を見逃さずに襲いかかってくるもの。最近、それを証明するような研究結果が発表されました。
糖尿病ってどんな病気?
糖尿病は簡単にいえば、血糖値が高くなってしまう病気です。血糖とは血液中のブドウ糖を指し、体内でエネルギー源として利用されています。
健康な状態であれば、血糖値を下げる役割を担うホルモン「インスリン」が作用し、血糖値は一定の範囲に保たれます。しかし、糖尿病になると、このインスリンがうまく分泌されません。
糖尿病は大きくふたつの種類にわけることができます。
1型糖尿病:膵臓の細胞が破壊されることで、インスリンがつくられなくなる。若年層に多く見られる
2型糖尿病:インスリンの分泌量が少ない、または膵臓の機能不全
糖尿病になると、一般的に喉が渇きやすくなる、疲れやすくなるといった症状が現れることがです。
睡眠が2時間伸びると糖尿病に?
つい先日、糖尿病と睡眠に密接な関係があるという研究結果が発表されました。それは、1日の睡眠時間が通常よりも2時間以上長くなると、糖尿病の発症リスクが高くなるというもの。