私たちの健康を守る「抗体の濃度」には睡眠が大きく関わっていた!
結果、睡眠をとったグループのほうが97%も抗体濃度が高かったそうです。
この実験で血液を採取したのは実験開始から4週間後ですが、そのうち徹夜をしたのはたった一晩だけです。つまり、一晩眠らないということがこんなにも私たちの体に影響を及ぼしているのです。
生活習慣病にもなりやすい
睡眠不足や質の低い睡眠が続くと、生活習慣病にかかるリスクが高まると言われています。不十分な睡眠は免疫だけでなく、ホルモン分泌や自律神経にもダメージを与えるのです。
糖尿病に限って言うと、質の高い睡眠を続けている人に比べて睡眠が満足にとれていない人は1.5~2倍も糖尿病になりやすいのだそうです。
寝たいと思っているけど、眠れない人も増えているといいます。寝付けない、途中で目が覚めてしまうなど、睡眠の悩みは人それぞれ。
最近あまり眠れてないなという自覚がある方は、早めに専門医に相談するようにしましょう。睡眠は健康に直結しているのですから。photo by Laura D’Alessandro
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