ぐっすり眠れたなと気持ちよく起きられる朝があれば、寝た気がせず疲労感を覚えながら起きる朝もありますよね。できることならば、毎日気持ちよく目覚めたいもの。そのためには何を心掛ければよいのでしょうか? 今回は睡眠の質に焦点を絞り、気持よく目覚める方法を探ってみました。
睡眠は時間よりも質が重要?
睡眠の良し悪しについて語るとき、私たちはどうしても「睡眠時間」に重きを置いてしまいがちです。でも、時間と同じぐらい、いえ、もしかしたら時間よりも「質」のほうが重要なのかもしれません。
それはいったいどういうことなのか、具体的にみていきましょう。たとえば、毎日7時間の睡眠をとっている人がいるとします。これを睡眠時間は十分に足りているので問題ないと思うのは間違いです。
睡眠には深い睡眠のノンレム睡眠と浅い睡眠のレム睡眠があり、睡眠中にこのふたつが交互に繰り返されます。睡眠の質を判断するときは、このサイクルが正しく行われているかが重要な材料になります。
つまり、浅い睡眠だけで深い睡眠がとれていないと、仮に7時間眠ったとしても、「寝た気がしない」となってしまうわけです。
睡眠の質を高める3つのポイント
誰でも朝起きたときに、「あぁ、よく寝た」