大都市に住む人に睡眠障害が多いのは○○が原因だった!?
ここから、日本では大都市に集中して人が暮らしているという実態が見えてきます。
都市と睡眠障害
いよいよ本題です。今回は、大都市に住む人と睡眠の関係に迫ります。みなさんは、大都市に住む人と地方都市に住む人に睡眠の違いはあると思いますか? じつは、大きな違いがあることがわかったんです。
睡眠障害の発生率
スタンフォード大学の研究によると、50万人以上の規模の都市に住む人は睡眠障害にかかる可能性が高くなるということが判明したそうです。
約1万5千人を対象に実験を行ったところ、この規模の都市に住む人の3割近くが「満足な睡眠を得られていない」と感じていることがわかったのだとか。
50万人以上の都市と言うと、冒頭で紹介したトップ10はもちろん、その他にも宇都宮市や松山市など、多くの都市が当てはまります。つまり、日本人は睡眠障害の発生率が高いと言えるかもしれません。
明るすぎる大都市
その理由の1つとされているのが「明るすぎること」です。
大都市は地方都市と比べて、夜になっても明るいところがほとんどで、東京の都心などは「眠らない街」と表現されることがあるほど夜通し明かりに包まれています。
しかし、人間の体は明かりを見て眠るような構造になっていません。