子どもの日中の眠気と病気の関係。SAS? それともADHD?
医師でも難しいのだから、医学の素人である保護者の方が、最近ネットで出回っているADHDの情報を見て、うちの子はADHD、と勝手な判断をしてはいけません。
不安な点がある場合は、まずは医師に相談するようにしましょう。
それでも疑問が残る場合は、セカンドオピニオンを受けるという選択肢も、頭に入れておくとよいかもしれません。
子どもの違和感に気づく
「寝る子は育つ」という言葉の通り、子どもにとって睡眠は欠かせないものです。
本当はSASなのに、ADHDと誤診を受けて、睡眠が改善されなければ、成長にも悪影響をもたらす可能性があります。
子どものSASは、アレルギー性鼻炎などが原因で起こることが多いそうです。
いつも口呼吸をしているなど、保護者の方が子どもの違和感に気づき、早めに行動をとることが大切と言えるでしょう。
大人にもADHDはある
ADHDと聞くと、「子どもの病気」というイメージが強いかもしれませんが、そうではありません。
成人にもADHDの可能性はあります。
ただ、大人になって突然ADHDを発症するということはないようです。
子どものときに不注意・多動性・衝動性という点でずっと注意を受け続けて、今も職場での行動や人間関係で悩んでいるという方はいませんか?
原因がわからないまま「あいつは身勝手な人間だ」