ビューティ情報『睡眠中に聴覚はどのように働いている?』

睡眠中に聴覚はどのように働いている?

目次

・睡眠中でも「レム睡眠」だと音がよく聞こえる
・聴覚のことを考えた快眠の方法
・耳の疲れは睡眠中に回復する
睡眠中に聴覚はどのように働いている?


同じ睡眠中でも、周りの音がよく聞こえるとき、聞こえないときがありませんか?じつは聴覚は、睡眠中も常に働き続けているのですが、同じ睡眠中でも音が聞こえやすい時間帯と聞こえにくい時間帯があるのです。今回は、睡眠と聴覚の関係性について解説します。

睡眠中でも「レム睡眠」だと音がよく聞こえる

人間の耳には「有毛細胞」という、感知した周囲の音を電気信号に変換して脳に送る、センサーの役割を果たしている細胞が約1万5,000個あります。

この有毛細胞は睡眠中でも常に活動していて、周囲の音を自動的にキャッチして脳に信号を送っているのですが、それを認知できるかは、その人の睡眠の深さに左右されます。

人間の睡眠パターンには熟睡状態の「ノンレム睡眠」と半覚醒状態の「レム睡眠」の2種類があり、後者のレム睡眠の状態だと聴覚は起きているときと変わらないくらい鋭くなります。

つまり同じ睡眠中でも、ノンレム睡眠のときは音があまり聞こえず、レム睡眠のときはよく聞こえるというわけなのです。


聴覚のことを考えた快眠の方法

質の良い睡眠をとるためには、就寝前や睡眠中に「どのような音を聴くか」ということも重要です。

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