「夜に食べると太る」は嘘?1日3食でも1食でも体重は同じ!?
つまり眠っていても人の体は生存するためにエネルギーを消費しつづけているし、それと同時に脂肪の蓄積と燃焼(酸化)といった代謝も行われているということ。減量というものは結局、燃焼した脂肪分と蓄積した脂肪分の差である脂肪バランスと呼ばれるものによって決まるというのです。
■1日2,000カロリーまでは太らない
人の一日のエネルギー総消費量は、約2,000カロリーです。つまり、2,000カロリー食べていれば、体重は変わらないということ。だから、2,000カロリー以上食べれば太るし、2,000カロリー以下なら痩せるという考え方。
もちろん、これくらいは聞いたことがあるでしょう。なのにどういうわけか、状況によって、この法則はあてはまらないと思ってしまいがちです。たとえば、食事は3回取るべきで、1回に大食すれば太ると考えたりします。
■1日3食でも1食でも結果は同じ?
「エネルギーというものは、どこからともなく湧いて出て、消えるものではありません」アラゴン氏はそういいます。そして、1日の消費カロリーを3度の食事に分けようと、1度に大量に食べて済まそうと結果的には同じことだと主張します。
夜中の12時に食べても、朝の8時に食べても同じことなのです。