カリフォルニア・アーモンド協会の新しい研究結果で、アーモンドの日常的な摂取が、UVBに対する肌の抵抗力の向上を示唆
アーモンドを摂取した介入群におけるMEDと照射量の増加は、12週間後では、プレッツェルを摂取した対象群と比較して、紅斑(赤み)を誘発するのに、より多くのUVB照射が必要であったことを意味します。
・皮膚科医による、紅斑やアラガン肌荒れの評価では、両グループ間に有意な差は見られませんでした。
・キュートメーター測定による、メラニン指数、皮脂水分量、紅斑には、有意な差は見られませんでした。
・アーモンドの介入によって紫外線耐性が向上したメカニズムについては、現在のところ不明です。 研究者らは、アーモンドに含まれる栄養素(一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸、ビタミンE、ケルセチン(フラボノイドの一種)、その他のフェノール化合物やポリフェノール化合物)が、ヒトの皮膚の抗酸化力や抗炎症力を向上させ、それがUVBに対する防御力の向上につながっているのではないかと推測しています。結論
アジア人の若い女性が、12週間にわたりアーモンドを1日1回(42グラム)間食したところ、UVB耐性が向上しました。 この結果は、アーモンドを食生活に取り入れることで、UVBに対する皮膚内部の防御機能が向上することを示唆しています。