約6割が「抗菌薬・抗生物質はウイルスに効く」と誤解 コロナ禍でも体調不良時に「休まない、休めない」人が5割 抗菌薬意識調査レポート 2021 発表
しかし、休まない人がほぼ半数いるのも現状である。
―AMR対策の必要性―
~抗菌薬・抗生物質は不適切な使用により、本当に必要な時に効かなくなってしまう~
抗菌薬・抗生物質は細菌が増えるのを抑えたり、殺したりする薬です。しかし、細菌もさまざまな手段を使って生き延びようとします。本来ならば効くはずの抗菌薬・抗生物質が効かなくなることを、「薬剤耐性(AMR:Antimicrobial resistance)」といいます。2019年4月29日、国連は抗生物質が効きにくい薬剤耐性菌が世界的に増加し、危機的状況にあるとして各国に対策を勧告しています。また、日本では「薬剤耐性菌」によって2017年に国内で8,000人以上が死亡したとの推計が出ており、深刻な影響が懸念されています。
日本では外来での抗菌薬・抗生物質使用が9割以上を占めており、外来診療で抗菌薬・抗生物質の適正使用を推進することが不可欠といえます。
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https://news.un.org/en/story/2019/04/1037471
No Time to Wait: Securing the future from drug-resistant infections
Report to the Secretary-General of the United Nations April 2019
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プレスリリース提供元:@Press
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