眼科医・有田玲子先生監修『涙液蒸発亢進型ドライアイリスクチェックリスト』をリリース- 瞳の保湿ベールを正常化させる5つのおすすめ習慣とは -
中性脂肪やコレステロール値とマイボーム腺の機能不全(油不足のドライアイ)が相関関係にあることが分かっています。このタイプに分類された方は、食事や運動不足を見直してみると良いでしょう。
●身体が冷えて正常な涙が出にくくなる習慣
“冷えは万病のもと”と言いますが、実はドライアイとも関連しています。ドライアイは血流と大きく関係しており、身体が冷えてしまうと、血流が滞り、涙の生産性も減ってしまいます。身体を温めることで涙の成分である水分や油分が出やすくなるので、冷やさないよう心がけましょう。
●まばたき不全習慣
まばたきにも「量」と「質」があり、どちらも低下すると涙の構造を乱す原因に。スマートフォンやパソコンなどVDT作業時間が増えることで、著しくまばたきの回数は減少してしまいます。さらに、無意識にまばたきをしていても、上瞼と下瞼が100%くっついていない状態では何の意味もありません。
まばたきが浅くなることで、涙腺からの水分、マイボーム腺からの油分も出にくくなります。
まばたき不全
~瞳の保湿ベールを正常化させる5つのおすすめ習慣~
ケア方法1 目薬
ケア方法2 目を温める
ケア方法3 まばたきエクササイズ
ケア方法4 まつ毛の根本洗浄
ケア方法5 涙に良い食事
■有田先生プロフィール
有田 玲子 先生
伊藤医院眼科副院長 慶應義塾大学元眼科非常勤講師 東京大学眼科臨床研究員
2012年、眼科医、一般のかた、患者さんに涙のあぶら・マイボーム腺の重要性を啓蒙するべくLid and Meibomian Gland Working Group(LIME研究会)