2022年2月9日 11:15
「運動時の不快な汗を吸い上げるマルチウェア」がJAXAから 国際宇宙ステーション(ISS)への搭載を目指す生活用品アイデアに選定
を目指しております。
ISSでの生活において、宇宙飛行士は無重力空間での筋力維持のため、定期的な運動(毎日2時間30分程度)が計画されています。それにより多くの汗をかくことになりますが、無重力だと汗は流れずに肌にまとわりつき非常に不快になります。この課題解決にあたり、「ひだまり(R)」製品で築き上げた技術を基に開発する「運動時の不快な汗を吸い上げるマルチウェア」は、かいた汗を外部に放出し、宇宙空間における運動中および運動後も快適に過ごせるようになることが期待されます。
当社製品の「ひだまり(R)」肌着は、非常に保温性に優れているばかりでなく、汗冷えをしにくくする肌着として知られています。肌着の裏側にはダンロン(R)と呼ばれる特殊素材を採用しており、同素材は透湿性に非常に優れており、汗を外部に放出することによって、肌側は常にサラサラし快適さを維持することで非常に過酷な状況として知られるエベレスト登山隊の肌着として1991年に採用された国産肌着です。現在『地球で一番高いエベレストを制したひだまり(R)が、今度は大気圏を破り宇宙へ』というテーマを掲げ、国際宇宙ステーション(ISS)搭載に向け、2022年6月の開発完了を目指しております。