ビューティ情報『協会けんぽ京都支部の令和4年度健康保険料率が決定5年ぶりに全国平均の10%を下回る』

2022年3月29日 15:00

協会けんぽ京都支部の令和4年度健康保険料率が決定5年ぶりに全国平均の10%を下回る

令和4年度保険料率は、全国平均の保険料率を10%と設定し、主に令和4年度に見込まれる医療費の額に年齢調整等を行うことによって算出します。令和4年度見込み値の算出には令和2年度実績値を用いています。
令和2年度は全国的に医療費の減少が見られ、新型コロナウイルス感染拡大の影響による受診動向の変化や感染症対策等が影響したと考えられています。京都支部の令和2年度医療費は、全国と比べて前年度からの下げ幅が非常に大きくなっています。(図1)
さらに、2年前に令和2年度保険料率を決定する際に見込んだ医療費と、実際に要した医療費に乖離があった場合には、令和4年度保険料率で精算※することとされているため、令和2年度の医療費(当初見込みを下回った医療費分)が令和4年度保険料率に大きく影響しています。
※京都支部の令和4年度保険料率算定では、精算により0.04%分の引き下げ

( 図1 )
協会けんぽ京都支部の令和4年度健康保険料率が決定5年ぶりに全国平均の10%を下回る


■加入者ひとりひとりの努力で医療費は節約できる
これまで1人あたりの医療費は、高齢化や医療の高度化等により年々増加する傾向にありましたが、令和2年度はコロナ禍で医療費が減少する特異な年となりました。しかし、令和3年度はすでにコロナ禍前の水準を超える医療費水準に戻っており、これまでの医療費動向を踏まえると、将来的には保険料率の上昇が危惧されます。

新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.