ビューティ情報『“呼吸するオフィス”におけるハイブリッド換気実施時の執務者の知的生産性の向上を確認』

2022年4月18日 10:00

“呼吸するオフィス”におけるハイブリッド換気実施時の執務者の知的生産性の向上を確認

と記載
※2 LIXILから商品名「Segel E-Control system」として市場展開

測定項目 :空気温度、相対湿度、放射温度、風速、風向、CO2濃度 等
アンケート項目:温冷感、快適感、普段と比較した生産性の向上・低下割合 等

【研究結果】
〈電力消費量・室内環境への影響〉
春季にハイブリッド換気を行った結果、通常の空調制御実施時と比較して最大70.6%の空調の電力消費量の削減効果があった。
ハイブリッド換気時の室内温熱環境は快適に保たれ、室内CO2濃度が低下した。また、空気を新鮮に感じる執務者の割合が増加した。

“呼吸するオフィス”におけるハイブリッド換気実施時の執務者の知的生産性の向上を確認

ハイブリッド換気モードによる空調の電力消費量の削減効果

〈執務者の知的生産性への影響〉
ハイブリッド換気により、執務者の知的生産性が約9.1%向上した。CO2濃度の低下や空気の新鮮さが生産性の向上に寄与した可能性がある。
本研究成果はハイブリッド換気の導入によりエネルギー消費量を抑制しつつ、執務者の知的生産性を向上させることが可能であることを示した。掲載雑誌名 :Building and Environment
論文タイトル:Study on productivity of office workers and power consumption of air conditioners in a mixed-mode ventilation building during springtime
著者 :Shiro Arata (法政大学大学院 デザイン工学研究科建築学専攻 修士2年 荒田 史朗)

新着ビューティまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.