ビューティ情報『真皮幹細胞が分泌するエクソソームの変化が肌のコラーゲン産生に関わることを発見』

2022年8月31日 10:30

真皮幹細胞が分泌するエクソソームの変化が肌のコラーゲン産生に関わることを発見

日本メナード化粧品株式会社(愛知県名古屋市中区丸の内3-18-15、代表取締役社長:野々川 純一)は、藤田医科大学医学部(愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪1番地98)応用細胞再生医学講座(教授:赤松 浩彦)及び皮膚科学講座(教授:杉浦 一充)との共同研究によって真皮幹細胞が分泌するカプセル状の物質「エクソソーム」に含まれる特定の成分が、皮膚のコラーゲン産生に関係していることを発見しました。また、この成分が加齢によって減少することで、皮膚のコラーゲン産生が低下することも明らかにしました。

真皮幹細胞が分泌するエクソソームの変化が肌のコラーゲン産生に関わることを発見

エクソソームによる作用

身体の細胞は様々な方法で情報交換を行い、生命活動を維持しています。エクソソームは細胞が分泌するカプセル状の物質で、その中にタンパク質やmiRNA※1などを内包し、他の細胞に輸送することができます。エクソソームを受け取った細胞は、内包された物質の影響で、活動を活発化させたり低下させたりするため、エクソソームは細胞間の情報伝達手段の一つとして、近年注目されています。
真皮幹細胞は、皮膚のコラーゲンを作り出す線維芽細胞の起源となる細胞ですが、研究の結果、線維芽細胞のコラーゲン産生を高めるタンパク質(ANP32B)

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