美容や若さ維持のために太りたくない人が10年前の1.3倍に 最新レポート「健康ニーズ基本調査2023」を発表
「機能性表示食品」「栄養機能食品」それぞれの認知を時系列比較したところ、「機能性表示食品」の「意味をよく知っている」「聞いたことがあるが意味はよく知らない」の“認知計”は順調に増加しており、2023年は93.3%が認知していた。最も認知率が高い「特定保健用食品(トクホ)」は98.6%。ただし、いずれも「意味をよく知っている」でみると、「特定保健用食品(トクホ)」は減少が続き3割弱で、「機能性表示食品」は微増が続き16.7%と意味までしっかりと把握している人の割合は低い。
Q. あなたは次のことばをご存知ですか?(単一回答)
図表4
【調査結果5】
健康に関する情報源の年代差が顕著。若年層は「SNS」がテレビを大きく上回る
健康に関して参考にしている情報源は、全体で「テレビの生活情報・バラエティ番組」が最も高く3割強だが、性年代によって傾向は大きく異なる。
年代が高くなるほど、テレビや新聞記事といった昔からある媒体を参考にする傾向が高く、男性70代は「健康に関する新聞記事」が4割を超えて高い。なお、若年層の情報源がインターネット中心である傾向は予測できるものの、年代差は非常に顕著だった。