小児用の眼球運動ストレッチ器具を学生が開発!~北里大学医療衛生学部半田ゼミとコミー株式会社の産学連携事業~
輻湊運動のトレーニングは中間視からのストレッチが理想*2とされており、輻湊運動トレーニング器具の先端にCAミラー(コミー株式会社)を装着することで、輻湊運動のストレッチ距離が2倍になり、中間距離から輻湊運動のストレッチが行える仕様となっています。
■北里大学医療衛生学部視覚機能療法学専攻半田ゼミ
半田ゼミでは、視覚機能療法学や視覚科学をベースにした新規事業企画をテーマとして、2名1組のグループで産学連携活動の促進に取り組んでいます。今回、3年生のグループが小児の視能訓練への貢献をテーマに、コミー株式会社と連携して「小児用の眼球運動ストレッチ器具」の商品開発を目指し、試作品の完成に至りました。
■コミー株式会社
1973年設立。ミラーメーカーとして独自技術を活かし、コンビニから航空機まで安全・防犯・サービス・効率アップに役立つ商品など、ミラーで社会のあらゆる死角を解消するために様々な商品を開発・製造・販売してきました。今回の「BinoStretch」の開発では、ミラーを見る視覚に着目し、さらにミラーが世の中で役に立つためには人間の視機能そのものを向上させていく必要があるとの仮説から、半田ゼミと連携した商品開発に至りました。