豆由来フェリチン鉄で隠れ貧血にも期待!!関西福祉科学大学と順天堂大学の研究グループが豆由来フェリチン鉄による月経後の鉄不足状態からの回復効果を臨床研究で証明、ヘモグロビン値に限らず血中フェリチンも回復
■市場におけるニーズの高まり
2022年7月~8月、公共放送・民間放送で貯蔵鉄(フェリチン)や隠れ貧血をテーマに複数回の番組放映が行われました。それら番組では、日本人女性の多くが平均4mgの鉄が不足しており、隠れ貧血(ヘモグロビンは高くても、フェリチンが低い)の女性も多いと紹介されました。そして、1日4mgを目安に、今まで以上に鉄を補う意識が必要であると提言されました。
その影響で、鉄を補うニーズが一気に高まると共に、ヒトの貯蔵鉄:フェリチン鉄と同じ形をした豆由来のフェリチン鉄へのニーズも一気に高まりました。SDGsの観点からヴィーガン対応サプリメントニーズやプラントベースフードニーズの高まりも後押しし、原料出荷量ベースで3~4倍と、豆由来フェリチン鉄の市場も一気に拡大しました。
■まめ鉄(英名:SloIron)
フェリチン研究で有名なカリフォルニア大学バークレー校 エリザベス・タイル教授が中心となって設立されたSloIron Inc.(米国カリフォルニア州、2011年設立)が供給する豆由来フェリチン鉄の食品原料製品。現在、エンドウ豆由来と大豆由来のフェリチン鉄原料を供給し、日本では、まめ鉄の原料製品名で大豆由来フェリチン鉄原料が流通している。