“グアーガム分解物”の摂取が肌機能を改善することを発見 腸内環境の改善による肌機能調節の可能性
※7 短鎖脂肪酸
食物繊維やオリゴ糖などを腸内細菌が発酵してつくる酢酸・プロピオン酸・酪酸などの有機酸です。消化管のエネルギー源となり、バリア機能を強化し、消化管の運動を調節するなど、腸内環境の維持に重要な役割を果たします。また、全身のエネルギーとして使われたり、免疫や糖代謝・脂質代謝を調節したりとさまざまな機能を有します。
■参考文献
(1) Trompette A, Pernot J, Perdijk O, et al., Gut-derived short-chain fatty acids modulate skin barrier integrity by promoting keratinocyte metabolism and differentiation. Mucosal Immunol. 2022;15(5):908-926.
(2) Xiao X, Hu X, Yao J, et al., The role of short-chain fatty acids in inflammatory skin diseases. Front Microbiol. 2023;13:1083432.
■発表誌
学術誌名 : 「Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition」