子育て情報『実際にやってみると疑問がいっぱい! 沐浴の手順を助産師が教えます!』

実際にやってみると疑問がいっぱい! 沐浴の手順を助産師が教えます!

 

3.お湯に入ったら、最初に顔をキレイにします。手桶に入っているお湯で顔拭き用のガーゼをぬらして絞ったら、最初に左右の目をやさしくぬぐい、顔を拭いてあげます。

4.次に頭を洗います。髪にやさしくお湯をかけてあげましょう。先ほどのガーゼを使うとかけやすいです。せっけんを泡立て、指の腹を使って生え際、後頭部を洗います。耳はたたんでしっかり裏側と耳たぶを洗います。髪を洗ったら泡を綺麗に流し、絞ったガーゼでサッと髪の毛の水分を拭き取っておきます。


5.顔と髪が洗えたら、あとは上半身から下半身へと手でやさしく洗っていきます。腕や足は軽くにぎるようにしてクルクルクルッと撫でれば、すばやく洗いやすいです。首や脇、足の付け根、肘や膝の裏など、皮膚と皮膚が重なっている部分は汚れが溜まりやすいのでシワを伸ばして洗います。また、赤ちゃんは手を握っていることが多いので、手のひらも広げてしっかり洗ってあげましょう。赤ちゃんの手のひらは小指側から指を差し入れると広げやすくなります。

6.背中を洗います。沐浴指導の際、背中を洗うときに赤ちゃんをひっくり返す場合も多いと思いますが、慣れないうちは怖いですし、やりにくいかもしれません。最初は、少し赤ちゃんを浮かすようにして、背中にせっけんの泡を付けた手を回して洗ってもいいです。
そのうち赤ちゃんの扱いに慣れてきて、ひっくり返した方が洗いやすいという状況になったら、お手本どおりにひっくり返して洗えばよいでしょう。手伝ってくれる人がいるのであれば、背中は洗ってもらえばいいです。

7.最後に陰部(性器)を洗います。女の子は、性器の周り、性器、肛門の順番で洗います。割れ目の内側の粘膜の部分はせっけんで洗わずにやさしく流すのみにしましょう。男の子は陰茎(おちんちん)の表面を洗い、陰茎(おちんちん)を持ち上げて陰嚢(玉)の皺の間を伸ばしながら洗います。その後、肛門も洗います。最後におしりを洗います。
新生児は皮膚がデリケートなので、ガーゼでゴシゴシ洗う必要はありません。 

8.せっけんの泡は洗いながらベビーバスのお湯で流してしまいます。そして、最後に上がり湯でひととおり全身を流したら完了です。

シャワーを使った沐浴の手順

※参考:基礎知識(ベビー)

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