急に離乳食を食べなくなった!でも食べなくてもOK!その意外な理由
こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。保育所で保育していると、9~11カ月ごろ(離乳食後期)以降の赤ちゃんが急に離乳食を食べなくなることがよくあります。今までパクパク食べていた赤ちゃんが、急に食べなくなったらビックリしますね。離乳食は赤ちゃんが元気に活動するための大切な食事。こんなとき、ママは赤ちゃんにどう対応すればいいでしょうか?
どうして食べてくれないの?
赤ちゃんはどうして急に食べてくれなくなったのでしょうか? 答えはきっとその子その子によって違います。代表的な理由としては、以下などがあげられます。
・食べ物が大きくて食べにくい
・食べ物の固さが苦手
・食べるよりもほかのことに興味関心が向いている
・おなかが空いていない
・歯が生えてきてむず痒い
・選り好みできるようになった
ご自分の赤ちゃんが、なぜ食べないのかを観察してみるのもいいですね。
赤ちゃんもママも無理しなくていい
赤ちゃんが食べなくなったことを、親主体ではなく赤ちゃん主体で考えてみるといいかもしれませんね。親はやっぱり食べてほしいですから、時間をかけてでも食べさせようとします。私もそうでした。でも、まずは赤ちゃんに立場に立ってみましょう。
食べたくなければ今は食べなくてもOK
食べてくれればラッキーと思おう! まずは「今、食べたらラッキー。食べなかったらあとでいいや」くらいの気持ちで臨んでみましょう。
自分で食べるのを見守ってみる
食べこぼしもどんとこい! 自分で食べるのを見守ってみるのも一つです。私の保育所でも、なかなか食べてくれない子の口の前にスプーンを持って行ってもやっぱり食べてくれません。なので、簡単につまめるメニューを目の前に置いて、赤ちゃんが興味を示すまで隣でゆっくり待ってみます。すると、自分から食べ始めることもあります。
赤ちゃんもママも無理しない
大人も食べたくないことがあります。 大人も食べたくないときに「食べろ食べろ」と言われても食べられませんよね。赤ちゃんも一緒です。食べたくないときはいったん時間をおいて、おなかが空いたころにもう一度チャレンジしてみましょう。
食事を急に食べなくなる時期というのは、子どもが成長する過程で多かれ少なかれ起こることです。