0歳・1歳・2歳の「手洗い」を生活の中にラクに取り入れる方法【ラクに楽しく♪特集】
赤ちゃんとの毎日がもっとラクに、もっと楽しくなる。ベビーカレンダーは、そんな毎日を応援するコラムを絶賛連載中! 今回は、保育士の中田さんからメッセージです。
こんにちは、保育士の中田馨です。体を清潔にする習慣の一つに「手洗い」があります。 そもそも「手洗いっていつから取り入れるの?」とママから質問がされることもあります。
今回は、手洗いを始める時期と楽しく手洗いを取り入れるコツを話します。
「きれいで気持ちいい」を毎日の習慣にする
きれいにして「気持ちいい」「スッキリした」という気持ちは、毎日繰り返すことで身についていくものです。 毎日続けていると次第に「気持ちいい」「スッキリした」という気持ちが育ちます。
習慣にすることで、トイレのあと、食事の前後は手を洗うということが分かってきます。少し手間に感じることもあるかもしれませんが、楽しい雰囲気の中で声かけをしながら進めてみましょう。
0歳の手洗いの方法
0歳児の時は、なんでも手で触って舐める時期。低月齢のころは口の中に手を入れてヨダレでベトベトになります。よだれで手が汚れるときは「手をきれいにしようね」と、濡れたガーゼでこまめに拭いて「スッキリしたね」と気持ちを代弁してあげましょう。
高月齢になると離乳食を手づかみ食べするので、よだれ以外で手がベタベタになることも増えてきます。離乳食が始まると、食前食後の生活の節目も手を拭くことを取り入れます。
よつばいやつかまり立ちができるころになったら、ママが抱きかかえて手を洗えるようになってきます。
0歳児のときのポイントは、手を拭くときも手を洗うときも、遊びのひとつとして楽しく取り入れることです。
1歳の手洗いの方法
1歳になると、1人で立てたり歩けるようになります。外出先でも歩くようになり、公園などに遊びに行く機会も増えるので、気づくと手が汚れていることもあります。
しかし、まだ一人では洗うことができませんので、ママと一緒に手洗いをします。このとき、ママも一緒に石鹸をつけて手を洗いましょう。「手のひら~」「手の甲~」と言うようにママが見本になり、子どもはまねっこをしながら楽しく手洗いを取り入れます。踏み台があると洗面台に立たせることができるのでラクチンです。