子育て情報『20〜30人に1人の女性が多嚢胞性卵巣症候群!?妊娠への影響は…?』

20〜30人に1人の女性が多嚢胞性卵巣症候群!?妊娠への影響は…?

体外受精であれば、排卵誘発剤を使っても、多胎妊娠などのリスクを減らすことができます。

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は予防できる?

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は初潮からずっと生理不順である人が多く、体質や環境などが原因であると指摘されていますが、はっきりとした原因は不明です。一般的な遺伝性のある疾患とも異なるため、予防策はありません。しかし、肥満である場合は、減量することにより月経不順の改善が認められているので、適度な運動やバランスの良い食事などに気をつけていくと良いでしょう。


まとめ

生理不順など多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の症状が当てはまるのであれば、早めに産婦人科で検査をしてもらいましょう。妊娠を希望している場合はもちろん治療が必要ですが、治療せずに長期間放置すると、まれに子宮内膜にがん化のような異常が起こることがあります。生理不順を軽く見ずに、しっかりと治療しましょう。

監修者:医師 産科婦人科福岡医院院長 福岡 正恒 先生
京都大学医学部卒。同大学院修了後、京都大学助手、講師を経て、平成11年より産科婦人科福岡医院院長。京都大学在職中は、婦人科病棟や産科病棟などを担当。またこの間、英国エジンバラ大学・生殖生物学研究所に留学。日本産科婦人科学会・産婦人科専門医,京都大学医学博士

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