「お義母さん、ひどい!」孫の写真を送ったら…?【体験談】
「夫の母親が毎日のように家にやってきて迷惑」「子どもの育て方に口を出してくる」と、義母の“関わりすぎ”で不満を抱えるママたちも多いことでしょう。ところが筆者は、それがうらやましいほど義母の“関わらなさすぎ”が不満だった時期がありました。
お祝いの言葉が欲しい!
夫と結婚する前から義母とはつかず離れずのいい関係で、あっさりした人だなとは思っていました。遠方に住んでいるため、メールや電話のやり取りも必要なときだけ。
そこが気安くて好きなところではあるのですが、お宮参りのときに会ったのを最後に、節目の行事にも特になにもなし……。初孫なのに、特別に思ってくれないのかなと、やや物足りなさを感じていました。
近くに来るなら連絡して!
飛行機に乗らないとわが家には来られない遠方に住んでいるため、めったに会えない義母。孫の成長を見せたいけれど、写真を送っても特に返答もなく、空しい……。
そう考えていた矢先、義母から夫に電話が。「近くにいるんだけど、今から会える?」。詳しく聞いてみると、わが家近くの温泉に来ているとのこと。旅行なら何週間も前に予定が決まっていたはず……。早く言ってよ~! 今日はもう無理~! 孫に会いたくないの~!?と、悲しい思いをしました。
贈り物もとにかくあっさり
節目の連絡はない義母ですが、やはり孫の百日祝いや誕生日は気にしてくれている様子。
勤め先にゆかりある品物や地域色の濃い食品を時々送ってくれるついでに、「いつも何にもしなくてごめんネ」と一筆書き添えて、まとめて現金を送ってくれます。
フルタイムで働いていて、いつも忙しい義母の、精いっぱいのおばあちゃん心かなあと思います。愛情の示し方は人それぞれ。わかってはいても、ついつい周りの状況と比べてしまっていたようです。
今は実家で大家族暮らしですが、上の子が生まれたばかりのときは日中子どもと2人きりで寂しかったことも、“関わらなさすぎ”が不満だった要因かもしれません。相変わらずの義母ですが、慣れた今はちょうどいい距離感だと思っています。
イラスト:imasaku
著者:沢田真紀子
自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
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