寝なくて困った… 赤ちゃんの月齢別「寝てくれない」対策!【保育士】
抱っこして、おっぱいを飲ませて、おむつを替えて……赤ちゃんが泣く理由で考えられることをすべて試したのに、なかなか寝てくれないとママとパパは悩んでしまいます。
このとき大切なことは、泣き止まないことに対して不安にならず、頑張りすぎないことです。別の部屋に行って気分を変えたり、夜のドライブに行くなどリフレッシュしてみることで寝かしつけるパパやママも多いです。私の場合は、ある程度しっかり泣かせてから授乳して寝かしつけていました。どんな方法でいつ夜泣きが落ち着くかは、その子によって違うので、できる範囲で試してみましょう。
1歳以降「昼寝しない、夕寝する、夜寝ない」
1歳過ぎると、だんだん体力がついてくるので昼寝をしなくなることもあります。とはいえ、まだまだ小さい子どもです。昼寝をしないと夕方まで体力が持たなくなります。
なので、昼寝をしないと夕方に寝てしまうこともあります。
子どもが自ら昼寝をすることはなかなか難しいので、大人が昼寝の寝かしつけをします。スムーズに昼寝をしてもらうためにも、午前中に外遊びなどで十分に体を動かすことや、ごはんをしっかり食べることもポイントになります。残った家事が気になるところですが、ママも休憩するつもりで、思い切って一緒にゴロンと寝転んでみると赤ちゃんも安心して寝てくれます。
お出かけや旅行で生活リズムが崩れることがありますし、生活リズムを毎日同じようにしていても、赤ちゃんの発達の過程でリズムが崩れることもあります。赤ちゃんが寝なくて困ったときも、毎朝一緒の時間に起こすとリズムが戻りやすいので意識してみましょう。
イラスト/マメ美
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。
現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
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