子育て情報『暑さが続く今の時季は特に気を付けたい!傷みにくいお弁当の作り方とは』

2020年8月29日 07:30

暑さが続く今の時季は特に気を付けたい!傷みにくいお弁当の作り方とは

 

●酢、カレー粉、梅干し、しょうが、しそ
これらの食材や調味料は、菌の繁殖を抑える作用が強く、夏のお弁当のおかずの味付けにぴったり。酢はにおいが気になる人も、ご飯を炊くときに酢を入れて炊くと、傷みにくく、においもほとんど気になりません。梅干しやしそをおにぎりに混ぜるのも効果的です。夏バテ予防にもなり一石二鳥ですね。

●少し濃いめに味付けしたおかず
甘露煮や塩漬けなどが保存食として作られているように、塩分や糖分が多いおかずは水分が少なくなるため、傷みにくくなります。おかずをいつもより少し濃いめの味付けにするのも良いでしょう。ただし、加え過ぎや塩分、糖分の取り過ぎには注意を。

●からあげ、フライ
汁気の出ない揚げ物は、傷みにくいおかずの代表格。
からあげや魚介のフライは子どもも喜ぶおかずです。ただし、揚げ物の中でもコロッケは、具材のじゃがいもが傷みやすいので避けましょう。

夏場に心強い! 便利なお弁当グッズを活用しよう

夏のお弁当を守るアイテムもいろいろ出ています。ここでは、食中毒対策におすすめのグッズを2つ紹介します。

●保冷剤つきお弁当箱
お弁当内の菌の繁殖を抑えるのに役立つ保冷剤。あらかじめフタと保冷剤が一体になっているお弁当箱もあります。ずれにくく、しっかり保冷できるメリットも。

●抗菌シート・カップ
お弁当のおかずといっしょに入れておくと、菌の繁殖を防いでくれる抗菌シートやカップも。
かわいい絵柄のものが多いので、子どもも大喜びです。

せっかくのお弁当でおなかを壊す……なんていうことがあったら悲しいですね。傷みにくいお弁当を意識して、対策を実践することが大切です。食中毒予防の3原則は、①「食べ物に細菌をつけない」②「細菌を増やさない」 ③「細菌を殺す、休眠させる」です。 清潔・迅速に調理し、しっかりとした加熱と冷却で安心・安全なお弁当作りを目指しましょう! 食べる前にきちんと手を洗うようにすること、少しでも変なにおいや味がしたら食べなくてよいことも、子どもに伝えておきましょう。

著者:ムトウハルコ

監修者・著者:管理栄養士 久野多恵
管理栄養士の資格を取得後、小児科に勤務。子育て中の親御さんの疑問や悩みが多い事に気づき、自身の学んだ栄養学を活かしたいと感じる。

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