コテンと眠れる!保育士が推薦する「寝かしつけ」におすすめの絵本4選
寝る時間になったけれど、眠たくないノンタンがお友だちの家に「そうだ。あそびにいこう」と誘いに行ったものの、うさぎさんもことりさんもみんな寝ていて起きているのはフクロウさんだけ。でも暗くてうまく遊べなくて「よるはやっぱりねたほうがいいや」となる絵本です。
寝るのがもったいないとばかりに遊ぼうとするやんちゃなノンタンのお話なので、フクロウさんが出てくる場面はリズムをつけて読んでみてください。最後のページは、特にゆったりと読んでお話を終わらせるのがポイント。お話を読んだ後に「やっぱり夜は寝たほうがいいんだね」なんてお話ししながら、布団に入ってみましょう。
『こぐまちゃん おやすみ』(こぐま社)
わかやまけんさんの絵本で、『こぐまちゃん』シリーズのうちの1冊です。寝るまでにする生活習慣のお話です。
着替えをして、歯磨きをして、トイレをして、お父さんとおすもうをして。すべて「じぶんでできる」こぐまちゃんは少し得意気です。最後は少し甘えながら、お母さんに絵本を読んでもらって寝てしまいます。
お風呂上りなど、布団に入る前に読んで「〇〇ちゃんもトイレ行ってから寝ようね」と誘ってもいいですし、布団に入ったあとなら「〇〇ちゃんも、自分でパジャマ着られたね」とできたことをお話ししながら読み進めてください。こぐまちゃんが家族の愛を受けて幸せな気持ちで寝ている様子を自分と重ねて、「じぶんも一緒だな」と幸せな気持ちで眠りについてほしいなと思います。
寝る前に絵本を読む習慣を取り入れると、入眠までの流れがスムーズです。「もっともっと読んで!」と言われるとなかなか大変なこともあるので、「寝る前は3冊」などお家のルールを決めてもいいですね。
著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨
0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。
息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
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