＜金銭トラブル＞「大切なものを見失ってた…」意を決し、詐欺に遭ったことを夫についに報告すると…

信頼していたファイナンシャルプランナーのサトウさんに、100万円を騙し取られてしまった主人公・マキ。訴訟をするにも多額のお金がかかり、個人で働きかけてもお金が返ってこない可能性が高いと知った。再び絶望感に苛まれる中、我が子の笑顔がふと視界に入り……。

「捨てがたきを捨て、新しい何かを得る」

「お金を騙し取られた」
その事実を覆すため、今まで必死に、一心不乱に戦ってきた。

いつまでも続く、暗く長いトンネルの先に差していたのは……。

つらくて泣いてしまった時も、怒りで思考停止してしまった時も、いつも一緒にいてくれた我が子。
「いい子にしててくれたのに甘えすぎていた」と、後にマキさんは振り返ります。

「お金はあげちゃったけど、私たちの時間はもう1秒だってあげないよ」

ここでようやく、マキさんは暗く長いトンネルを抜けて、戦いを終えることを決断しました。
お母さんが言うように、“捨てがたきを捨て新しいものを得る”と思うことで、いくらか救われる気がしますね。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて弁護士や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

著者：マンガ家・イラストレーター ますまゆ