生きた体験から“ にんげん力”を育む「中里どろんこ保育園」の独自カリキュラムがスゴイ!
今回紹介するのは、「裸足保育」をはじめとする珍しいカリキュラムを多数導入する「中里どろんこ保育園」。園生活の軸となっているのは、子どもが自ら「見て・触れて・聞いて」得られる経験。実際に体験したからこそ知識として身に付き、卒園後もひとりの人間として生き抜ける「 にんげん力」を育みます。思わず大人も参加したくなるような、中里どろんこ保育園の独自カリキュラムに迫ります。
中里どろんこ保育園ってどんなところ?
●園生活を通し、子ども自らで生き抜く「にんげん力」を育む
●足の発達だけでなく脳への刺激や免疫UPも期待「裸足保育」
●いざ南魚沼へ!「田植え・稲刈りツアー」でホンモノの体験を
●どうして火は危ないの?「焚き火」で体得する知恵
●早期の「性教育」で男女の違いや命の大切さを知る
●「縁側給食」は自己決定の場!外で食べる判断や盛り付けも自分で
中里どろんこ保育園は、東京都清瀬市で0~5歳児の子どもを受け入れている認可保育園です。社会福祉法人どろんこ会が2018年に開園しました。
「子どもたちが自分で生き抜く“にんげん力”を育てる」を理念に掲げ、約100名の子どもたちが毎日心弾むようなカリキュラムを実施しています。
PICK UP!先生もハダシ!「裸足保育」で子どもと同じフィールドに立つ
中里どろんこ保育園では、1年中裸足で過ごします。成長期真っ盛りの子どもたちの足の形成、土踏まずの形成など足の発達を助け、疲れたり転んだりしにくい足を育てます。足裏からの刺激は、脳へも良い影響を与えるんだそう。毎日のように裸足で木に登り、芝生を走り回っているうちに、自然と身体も強くなります。
また、裸足で過ごしているのは先生も同じ。「芝生がチクチクする」というのを一緒に感じるなど、同じ目線、フィールドに立って保育がおこなえるというメリットもあるそうです。先生が靴を履いていると大人は想像でしか話せませんが、一緒に体感・共感することは、子どもの喜びや共感力の育成にもつながります。
PICK UP!ホンモノを知る「田植え・稲刈りツアー」は何もかもが初体験
中里どろんこ保育園は園生活を通じてホンモノに触れることを大切にしています。