<しっぽがついている息子>「高すぎる…」先天性異常を持つ息子の手術代に、母の冷や汗が止まらず
妊娠中、医師から赤ちゃんが仙骨部分に巨大な腫瘍ができる仙尾部奇形腫(せんびぶきけいしゅ)と診断された、ゆーとぴあさん。その後、無事出産し、赤ちゃんの腫瘍を取る手術も終えました。術後、ゆーとぴあさん夫婦は、PICU(小児集中治療室)にいる赤ちゃんに会いに行き、赤ちゃんの様子が見ることができて一安心。赤ちゃんの退院後の生活に慣れるため、ゆーとぴあさんは病院に泊まることになりました。
息子ともに始まる、新しい生活
無事退院できることが決まり、入院の支払いをしに行くと……。
※子供医療無料制度→自立支援医療(育成医療)
※自己負担額は収入によって変わります。
病院からの請求額が300万円を超えて驚きが隠せなかった。
受付の方によると、政府の助成金制度により、消耗品やクリーニング代のみの金額に。
外の世界に初めて触れる息子・咲太郎と共に、新しい生活が始まった。
通常であれば、約300万円の支払いをすることになっていた、ゆーとぴあさん。
しかし、政府の助成金のおかげでミルクやオムツ、シーツ代などの支払いだけで済みました。大金を払えないからと子どもの手術を断念する家庭がないよう、このような制度があると安心ですよね。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
著者:マンガ家・イラストレーター ゆーとぴあ
男の子2人を育てるママ。長男くんは仙尾部奇形腫、次男くんは発達障害児。事実を基にした子育てに関するエピソードをマンガ化し、Instagramに投稿しています。
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