2023年2月17日 10:40
いつの間にか夜間の授乳が苦痛になっていた私。そんなとき見つけた解決策とは?
第1子の妊娠中、母親学級やネットで「授乳中は母子の貴重なコミュニケーションの時間。スマホやテレビを見ずに、しっかり赤ちゃんを見てあげて」と教わった私は、穏やかで子どもファーストなママになろう! と心に誓いました。
しかし、出産後10日も経たないうちに、授乳が苦痛に。特に夜間は孤独と睡魔に襲われて、何度も心が折れそうになりました。「赤ちゃんはこっちを見ていないのに、じっと顔を見ておかないといけないの?」とまで考えてしまうくらい、精神的に追い込まれてしまって……?
肩の力を入れ過ぎていた授乳タイム
ほんの少し自分を甘やかすことで解決">
ある日の深夜、あまりの睡魔に襲われて「眠気覚ましにちょっとだけ」とスマホで「ママのための掲示板」を見てみると……。
するとそこには「今、授乳中! 眠いけれど頑張ろうね」「私も授乳中! こっちは寒いよ~風邪ひかないようにね」など、リアルタイムで授乳中のママの書き込みがたくさんあったのです。その掲示板を見ると「あぁ、頑張ってるのは私ひとりじゃないんだ!」と心強く感じました。
それ以来、夜間どうしても眠くなったときだけ「授乳中のスマホ」を解禁。すると、あれだけ苦痛だった授乳も少しラクに思えてきたのです。おっぱいを飲むわが子が「かわいいな」と思える心の余裕も生まれました。
母親学級などのアドバイスはためになり、ありがたいものです。でも、それを「守ること」に縛られて育児が楽しめなくなるのは本末転倒。
育児にはわが子と同じく自分自身も労われる「さじ加減」が必要なんだな、と気づかされました。
作画/yacco
監修/助産師 松田玲子
著者:高橋慶子
5歳と3歳の男児のママ。旦那が激務でワンオペ育児中。42歳の今、体のあちこちにガタが来ているのを痛感。どうすればママがラクに子育てをできるかを毎日試行錯誤しています。
「そんなこと言われても…!」三姉妹を育てるママ→それぞれの出産時の義両親の反応に困惑!